MacBook Pro + Windows 10 Creators Update(BootCamp) + eGPU(NVIDIA GTX1080) + Acer Win MR ヘッドセット を 試してみた

MacBook Pro + Windows 10 Creators Update(BootCamp) + eGPU(NVIDIA GTX1080) + Acer Win MR ヘッドセット 試してみた

PC : MacBook Pro late 2016

タイトルの構成で、構築して上手くいったので、記録のためここに書きます。

BootcampでWindows 10のインストール

手順は以下を参考。

思っていたよりもかなり簡単、OSの削除・再インストールも簡単。

mac-windows-pc.com

上記の手順ではパーティションを選択する必要があるが、その手順も必要なかった。

Windows用として130G程度割り当てた。(OS用 30G データ用 100G)

 

2017/10/21 現在、High SierraのBootCampのバグにより、Windowsを再起動する際に、次回再起動時に起動するOSをMacとすることができない。

  以下の手順(Optionキー + 電源ボタン)でWindowからMacへ切り替えることができる。

 

Sonnet eGFX Breakaway Box へ GPUの搭載

eGFX Breakaway Box for AMD and NVIDIA GPUs | Sonnet

GeForce® GTX 1080 G1 Gaming 8G

購入時の価格は計約10万円程度

6ピン + 2 ピンの電源コネクタでGPUを接続する必要あり。

ピンの形状にで、差し込む場所が決まってくるので、特に迷うところはなかった。

 

Windowsの初期設定

スリープに入るとややこしくなるということがどこかの記事に書いてあったので、事前の準備として以下を実施。

  • 復元ポイントの作成
  • スリープの解除
  • システムエラー 自動的に再起動するを解除

         システム・エラー発生時の自動再起動を無効にする − @IT  

         WindowsXPの手順だが、Windows 10 でも同様。

NVIDIA GTX 1080 インストール

NVIDIA GTX 1080 の接続(初回)

NVIDIA GTX1080を接続すると、ドライバのインストールが自動的に開始するが、その後、ブルースクリーンになって落ちる。

ブルースクリーンは正常に表示されない。モザイクのような画面が表示され文字は読めない。

おそらく、1回目のブルースクリーンは回避不可。

ドライバ自体はインストールされる様子。

 

Windows 10が起動した状態で、ドライバを使いに行くと、ブルースクリーンで落ちる様子。そのため、下記のようにWindows を起動する前にPCに接続することが必要。

ただし、接続してから電源を入れても上手くいかないし、遅すぎるとブルースクリーンになる。接続するタイミングが重要。

NVIDIA GTX 1080の接続(2回目以降)

Windows 10 起動後、くるくる回りだした(1回転くらい)時にThunderbolt 3 を接続する。

デバイスドライバNVIDIA GTX 1080が接続されているか確認する。

この時、遅すぎるとドライバを認識するのが遅くなるためか、認識しない。

NVIDIA GTX 1080 ドライバのインストール

MacBook Pro 本体のグラフィックドライバとNVIDIA GTX 1080が認識したら、

以下より、対応ドライバをダウンロードしインストール。

NVIDIAドライバダウンロード

Fall Creators Update のインストール

Windows 10更新アシスタントでアップデートを試みるも、ブルースクリーンになり3回程失失敗した。

アップデートを行うツールをダウンロードし、アップデートを試みると成功した。

Windows 10 のダウンロード

 

何度もアップデートに失敗したため、dumpなどのゴミができている。

また、アップデート前のWindowsも戻せるように保存されているので、

ディスククリーンアップで消す。

 

動作スペック確認

Mixed Reality PC チェックのアプリで、動作可能であることを確認する。

 

www.gizmodo.jp

Acer Win MR ヘッドセット の接続

あとは、チュートリアルにしたがって、操作方法を学ぶ。

 

同様の構成での実施例が見つからなかったので、うまくいくか不安でしたが、結果としてうまくいってよかったです。

 

あと、どうしてこの構成にしようと思ったかを時系列順に書くと、

 

深層学習やってみたい。

→ちょっとやってみた。(はじめての深層学習(ディープラーニング)プログラミング)

ハイスペックのUbuntuマシンとGPU(NVIDIA)が必要らしい。

VRもやってみたいなぁ。

→ハイスペックのWindowsマシンが必要

→高い。デュアルブートで動かすとしても、PC(20万くらい) + VRヘッドセット(5万)

<一旦あきらめる>

<時間が経つ>

 Win MR ヘッドセット(Acer)の開発者版が出るけど、一瞬で売り切れる。

<時間が経つ>

External GPUというものがあるらしい。

→でも、Mac本サポートしてないし、もうすこし待とう。

<時間が経つ>

High Sierra でExternal GPU をサポート。※ただし、Radeonのみ。

深層学習で使いたいので、NVIDIAGPUがいいなあ。

Macでサポートするまで待つ?

→あ、でも家の古いWindows PCはThunderbolt ついてないや。External GPUの転用は無理そう。

→Thunderbolt増設もマザーボード対応してないし、できなさそう

→それなら、MacBook ProWindows入れたらいいんじゃない?

MacBook Pro + Window(BootCamp) + External GPU(NVIDIA)でVRできそうね。

Wndows Creator Update + Win MR ヘッドセット(Acer)が出るらしい

→買います!!

 

という感じです。